生命保険のタイプと選び方

自分が保険に何を求めるかが保険のポイントです。
以下の保険を契約する目的を決めてから保険を選びましょう。

 

保障する内容は?

保険には多くの種類がありますが、それぞれの保険によって、保障の対象が異なります。詳細な保険の種類・保障対象の説明に関しては、「保険の種類とは、どんなものがあるか知ってますか?」を参照してください。保険を選ぶ際には、亡くなった場合の保障が必要なのか(死亡保険)、けがに伴う入院の際の治療費の保障が必要なのか(傷害保険)、もしくはがんの治療に関する費用の保障が必要なのか(がん保険)など、まず自分が何を保障してもらいたいのかを明確にすることが大切です。

 

保障する期間は?

保障期間は上に述べた保障の対象と同様、それぞれの保険ごとに異なっています。たとえば一口に生命保険や医療保険といっても、その保障が一生涯続くものもある一方で、10年や20年など保障期間が制限されているものもあります。一生涯保障のほうが心強いのは当然ですが、10年、20年といった定期タイプのほうが前者に比べて保険料が安いなど、ご自身の人生設計などとも照らし合わせて考えることが必要になってきます。

 

保障する金額は?

保険によってもしものときの保障金額も異なります。手厚い保障を受けようと思えば保険料もそれに伴って高くなってしまいますから、保険にかける予算や自分がいざというときに求める保障の額を考慮したうえで保険を選ぶことが大切です。

 

保険料は?

たとえば、生命保険の年間の払い込み保険料の平均は、公益財団法人である生命保険文化センターの平成28年度の統計によれば男性で22.8万円、女性では17.4万円となっています。保険に割く予算をあらかじめ明確にしておけば、保険選びはより一層スムーズになるでしょう。

 

支払終了日は?

保険料を支払う期間、すなわち「払込期間」は保険によって異なります。一生涯保険料を払い続けるプランがある一方で、○○歳まで、といったように一定の年齢までに保険料を支払いきってしまうプランもあります。前者のほうが月々の支払額は比較的安くなりますが、定年後も保険料を支払い続けるのはやはり負担が大きくなります。一方の後者は、終身払いに比べて月々の支払額は一般的に高いのですが、長期的に見た払込額の合計は安く設定されていることがほとんどで、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

 

返戻額は?

医療保険などのなかには、「貯蓄型」と呼ばれるタイプと「掛け捨て型」という2つのタイプが存在しています。
「貯蓄型」というのは、保険料を一定まで払い込んだ場合に、将来的にそのお金の一部または全部、それ以上(保険のプランや、保険の保障をどの程度受けているかなどにより変動します)が返ってくるというものです。対して、「掛け捨て型」というのは、仮に保険の恩恵にあずかることがないとしても、例えば医療保険の場合は健康なまま年を重ねていったとしても、今述べたようなキャッシュバックのシステムが存在しない、つまり支払った保険金は返ってくることがないタイプの保険を指します。

 

「貯蓄型」のほうが優れているように思えますが、保険料が高くなってしまう、途中で保険を変えたり解約したりしづらいというデメリットも存在します。逆に、保険料が無駄になってしまうため劣っているように思える「掛け捨て型」にも実は保険料が安い、プランがわかりやすいものが多い、などのメリットが存在しているのです。保険選びの際にはこれらのメリット・デメリットを念頭に置き、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。